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  GapNAT(R)って凄い機能



 
MegaBit Gearに搭載されているGapNAT。何やら便利らしいのだけど普通のルータで使用されているNAT機能とどこが違うの? という方のためにごくごく簡単にNATとGapNATの違いを解説します。

以下では、わかりやすくするために、各機能の仕組みのうち必要な部分だけを電話番号に例えて簡略化して記述しています。大まかなイメージを掴むための一助としていただければ幸いです。

 



NATってなに?
たくさんパソコンが接続できて便利だけれど...
外線番号を教えてもらうUPnP
アプリケーションを選ばないGapNAT



■ NATってなに?
 
まずは一般のブロードバンドルータで広く使用されているNAT機能について見てみましょう。

通常、モデム等がプロバイダに接続すると、自動的にプロバイダからIPアドレスが1個割り当てられます。このIPアドレスというのは電話に例えると電話番号のようなもので、相手の電話番号をプッシュして電話をかけるように、インターネット上の通信では、相手のIPアドレスを指定して通信を行います。

余談ですが...例えばこのサイトのURLのwww.megabitgear.comも実はIPアドレスを表しています。携帯電話の電話帳で電話番号の代わりに「めがびくん」といった名前を選んで電話をかけるようなものです。

さて、最初に述べた通り、プロバイダから割り当てられるIPアドレスは1個だけです。このIPアドレスは、世界中で通用する番号で、電話では外線番号にあたります。
このためインターネットに接続できるパソコンの台数は1台だけに制限されてしまいます。せっかく家にパソコンが2台あるのに1台しかつなげなくていつも家族で取り合い...これではせっかくのADSLも楽しさ半減です。
そこでNATの登場です。NAT機能を持つルータを使用すると、複数のパソコンが同時にインターネットにアクセスできるようになります。

その仕組みを簡単に見てみましょう。

まず、パソコンには家庭内(LAN側)だけで通用するIPアドレスを割り当てます。電話の例で言うと内線番号です。
プロバイダからもらったIPアドレス(外線番号)は、NATルータが保持します。
パソコンがインターネットと通信する際には、NATルータが交換手のような役割をして、外線番号と内線番号の橋渡しをします。
つまり、家庭内の複数のパソコンからの通信をNATルータがいかにも自分1台が通信しているように見せかけることによって、プロバイダからIPアドレス(外線番号)を1つしかもらえなくても複数のパソコンが同時にインターネットに接続できるのです。




■ たくさんパソコンが接続できて便利だけれど...
 


「NATのおかげで、家族と取り合いしなくても自分のパソコンでいつでもインターネットに接続できるようになったことだし、楽しみにしていた音声チャットでも試してみよう。・・・。・・・。あれ?つながらないぞ...」

オンラインゲームや音声通話などのアプリケーションの中には、自分(パソコン)のIPアドレスを相手に教えて、「ここに通信してきてください」とお願いするものがあります。
実はこの手のゲームやアプリケーションはNATではうまく動作しません。
その理由は、パソコンが家庭内のみで通用するIPアドレス(内線番号)しか与えられておらず、そのIPアドレス(内線番号)を教えられた相手は通信のしようがないからです。
内線の電話番号だけ教えられて、「ここにかけ直して」と言われても困ってしまいますよね。



■ 外線番号を教えてもらうUPnP
 


このNATの弱点を補うために、UPnPという機能が使用され始めました。
UPnPに対応したゲームやアプリケーションは、NATルータに、自分達が使用している外線番号にあたるIPアドレスを聞き、そのIPアドレス(外線番号)を相手に教えることでこの問題を解消しています。

とても便利なUPnPですが、1つ弱点があります。それは、NATルータとゲーム、アプリケーションの両方がUPnPに対応していなければならないことです。

MegaBit GearはもちろんUPnPに対応していますが、ゲームやアプリケーションでUPnPに対応しているものはまだ少なく、例えばMicrosoft社のWindows Messengerは対応していますが、NetMeetingは未対応です。このため、NetMeetingはUPnP対応NATルータでもうまく動作しません。




■ アプリケーションを選ばないGapNAT
 


GapNATも上記のNATの弱点を補うために考え出されたものです。GapNATでは、家庭内(LAN側)の1台のパソコンに、プロバイダからもらった外線番号にあたるIPアドレスを割り当てます。このパソコンは、自分のIPアドレス=外線番号となるわけですから、ゲームやアプリケーションがわざわざ外線番号を聞きに行かなくても、普通に自分のIPアドレスを教えればよいのです。
UPnPのように特別な手順を必要としないため、UPnP未対応のゲームやアプリケーションであっても問題なく使用できます。
また、その他のパソコンについてはNATと同様に外線番号と内線番号の橋渡しをします。

つまり、GapNATは、

 ・NATの特長である複数のパソコンの同時インターネット接続
 と、
 ・NATでは使用できないオンラインゲームやアプリケーションの使用
 

の両立を実現した優れた機能なのです。



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