2003年12月9日 Press Release
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世界で初めて、国際標準規格であるITU-T*1 G.993.1で定められる周波数プランに準拠しつつ、下り70Mbps以上の伝送速度を実現したVDSL*2装置「MegaBit
Gear VMS5000シリーズ」を開発し、住友電気工業株式会社を通じて本年度下期より出荷を開始しました。
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VDSLは、既存の電話回線を使って高速なデジタル通信を行う技術の一つで、ADSLより短い伝送距離ながら、より高速な伝送速度を実現する技術です。しかし、VDSLは方式の異なるxDSLシステムが混在した場合には、互いに干渉し合うなどの弊害が懸念されており、ITU-Tではこの干渉の弊害を最小限に押さえるために、VDSLが使用する周波数帯の規定を行っています。
VDSLは、近年、集合住宅やホテル向けに、既設電話線を利用した高速ブロードバンドアクセスを行う手段として広く普及していますが、現在では、VDSLもFTTHサービスにできるだけ近い伝送速度が求めらており、これまでの下り最大50Mbpsを超えるVDSL装置が求められていました。 当社はこれまで、ADSL装置を300万回線以上出荷しており、DSLシステムに関しては国内トップメーカーとして豊富な技術を有しています。これらの技術をベースとして、当社はVDSLの研究・開発も手がけ、昨年11月には、いち早くITU-Tの規定に準拠する下り最大50Mbpsを実現したVDSL装置の販売を開始しています。
今回開発した「MegaBit Gear VMS5000シリーズ」はITU-Tの規約に準拠しつつ、使用する周波数帯域をさらに広げ、当社従来製品(最大伝送速度50Mbps)の1.4倍以上の最大伝送速度、70Mbps超を実現したVDSL装置です。ITU-Tで規定されている4バンド(下り2バンド、上り2バンド)に加え、下りで用いるバンドをさらに追加して3バンドとし、合計5バンドの周波数区分とすることにより、下り方向の速度向上を実現しています。 本製品は、既に複数の大手通信事業者の採用も決定しており、国内FTTH事業者やマンション向けISPなどへ年間50万回線以上の販売を予定しています。 |
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ITU-T(電気通信標準化部門)
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ITU(International
Telecommunication Union、国際電気通信連合)のなかの一部門で、通信に関する標準化の勧告を行っている。
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| *2 |
VDSL: |
Very
high bit rate Digital Subscribers
Line
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